1975年フランスで開発されたミニコート法は、吊箇所の無い無保持、無接点で加工する方法であり、良く無接点コーティングといった呼ばれ方をしているコーティング方法です。 吊箇所が無い事により全面に均一にコーティングが出来る為、補修の必要が無く、美観・腐食効果も優れています。また、高い生産性もミニコート法の魅力の1つです。
技術紹介 TECHNOLOGY
ミニコート法 Minicoat
加熱炉内にて加熱する。
パウダー槽にてコーティングパウダーを製品に付着させる。
二次加熱炉にて表面粉体を滑らかにする。
空冷にて冷却する。
硬化して完成品になります。
流動浸漬法 Fluidized immersion
1952年西ドイツ(当時)のKnapsack-Griesheimによって開発された流動浸漬法は底部に多孔質の板を置いた流動槽内に粉体を入れ、空気を吹き込んで槽内の粉体を流動させ、浮遊する粉体中に予熱された被塗物を浸漬し、被塗物表面に付着した粉体を溶融流動させ、連続した被膜を形成させる方法です。
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連続炉
加熱バーナー
流動浸漬法コーティング工程
予備加熱炉内または加熱バーナーにて加熱する。
流動浸漬槽に漬け、素材粉末を吸着させる。
後加熱炉内・バーナーにて加熱し、表面を滑らかにする。
空冷にて冷却する。
熱が冷めて、表面が硬化して完成品になります。